ステップアップ97 定例会報告 

2000年10月17日(火)
参加者  11名

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テーマ    エネルギーと環境について
                  
講師  内田 準二   (内田技術士事務所)
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内容
 
1、地球が生まれてから現在までの足取り
 宇宙のビッグバン(150億年前)
 地球の誕生(46億年前)
 原始地球大気(水蒸気、CO2が主)
 生命の誕生(40億年前)
 光合成生物の出現(28億年前、廃棄物として酸素の発生)
 酸素が成層圏に達しオゾン層を生成し、陸上に生物が出現
 産業革命後

 
2、世界のエネルギー需給
 所謂トリレンマの問題(基本的には人口増加に伴い、経済発展、
 資源・エネルギー・食糧、環境の三つ巴のトレードオフを指す)
 エネルギー消費の動向(平均1.4TOE/人・年、北米は8.4、日本は3.9)(1995年)
 化石燃料はどの位もつか(一口に可採年数では、石油41年、天然ガス64年、
 石炭218年、と言われているが・・1998年)
 中長期のエネルギー問題(石油、セキュリティ、地球温暖化)
 我が国のエネルギー需給(需給の見通し、省エネ、新エネ)

 
3、エネルギー問題の対応策
 太陽エネルギーがすべての元
 新エネルギー(太陽光、太陽熱、風力、ごみ発電、黒液回収、未利用エネ、地熱、
 高温岩体発電、マグマ発電、海洋温度差発電、波力発電、潮流発電、燃料電池
 など)
 太陽光発電(光が直接電気に変換、昨年全世界で150MW生産)
 風力発電(外国で多く、全世界では1,246MW,日本は83MWであった)
 宇宙太陽発電(夢の発電、宇宙で発電して電波で地球に送電するもの)
 省エネルギー(ESCO,民生、運輸、産業)
 エネルギーの有効利用(カスケード利用高い熱から低い熱までうまく使う。
 エクセルギー有効エネルギーの指標、コ・ジェネ具体的な例)
 電力の自由化(東電以外からも電気が買える?)

 
4、地球環境問題
 地球温暖化(CO2 280ppm  350ppm  550ppm?)
 オゾン層の破壊(成層圏に上がったフロンが塩素原子を放出し
 これが触媒となってオゾン層を破壊し、UV-CUV-Bの透過により昔の地球に
 戻ってしまう)
 その他(酸性雨、熱帯林破壊、土壌流出と砂漠化、野生生物種の減少、
 海洋汚染)
  21世紀危機予測(CO2問題、エネルギー資源、食糧危機、環境劣化、人口問題)
 
 
5、文明を変える必要はないか?
(以上、レジメより)

 
地球誕生という壮大なテーマから説明をうける。宇宙のビッグ・バンにより
 
太古の地球が誕生、原始地球の大気は CO2がほとんどであった。その
 
大気の中で光合成生物が出現、その光合成生物の廃棄物として酸素が
 
発生、我々にとって大事な酸素が廃棄物であったとは意外であるし、面白
 
かった。その酸素が成層圏まで達し、オゾン層を生成 。オゾン層ができると
 
生物に害を与える紫外線がカットされ、そして生物が生まる環境ができあが
 
った。

 
それを考えるとオゾン層は生物にとって大事なものであり、昨今オゾン層が
 
破壊されている現状を考えると、人間はオゾン層の破壊の防止を真剣に考え
 
なければいけないのではないかと感じる。 以降 詳しい 数的データにもとずい
 
て説明していただく。

 
難しい問題ではあったがよく理解できたように感じた。最後に エネルギー問題
 
を考え、エネルギーを守っていくためには我々人間の価値観を変えるべきだ、
 
物質文明だけを追い求めるだけはなく、人間自体の考え方を変えなければなら
 
ないという、意見に感銘を受けました。                (報告者  花さん

最後の、文明に関して、お話しされているときに、
私たちが、日本の環境や状況だけをもとに話しをしても、人口増加や、
砂漠化や、環境汚染について、世界の人と価値観を同じくすることは
難しいと思いました。
講演の後、まだまだ話したりない部分を講演者も参加者も感じつつ、
何らかの形で、継続したいという話をして、お開きとさせていただきました。

以上