ステップアップ97 1999年10月定例会議事録

    10月19日(火) 出席者19名

    東京国際フォーラム内 生涯学習センター(B1)

第一部: 21世紀の情報通信について 続編

このテーマについては、フリートーキングにて進められ、以下のような話が出ました。

21世紀には、情報通信端末としてどんなものが発展していくのでしょうか。

1)電子メイルは、携帯電話は字数が限られているためプライベート用、パソコンは

  機能を増やしてビジネス用として生き残っていくでしょう。

  1. インターネット情報検索については、配信メイルからURLをチェックして、必要

    なら、「お気に入り」に登録する。 メーカーのダウンロードサイトからドライバーソフトなど、バージョンアップに対応して、利用している。 検索エンジンについては、HPの登録形式のヤフーや自動検索をするロボット系の二つに分けられる。

    以前はパンフレットを取り寄せていたが、PDFファイルをアクロバットを使って

    見たり、印刷している。

  2. ペーパーレス化は進んでいるか?

    会社の全員がパソコンを持っていないとうまくいかない。

    もともと戦艦の設計図を修理のためにかさばらない媒体に保管しておくことを

    ペーパーレス化と言っていたそうです。

  3. パソコンの利用には、ルールとレベルを確率しないと効率化は計れない。
  4. セキュリティーについては、アクセス権限やパスワード、ファイアウォールを

利用し、必ず会社にはネットッワーク管理者を置いている。

第二部: 外資系法律事務所の仕事について

      ―

探偵事務所とちゃうんかい!

  発表者: 高野治氏

(ドクトル・ゾンデルホフ法律事務所)

まずは、会社と仕事についての案内から。

顧客の90%がドイツの会社、またスタッフもドイツ人が多い。

業務内容は、日本へ進出する会社の立ち上げから、会計、法務、税務、給与計算などを

サポート。 (ドイツの企業は、アウトソーシングが合理的に活用されている。)

メインは、工業所有権、特許、実用新案、意匠、商標などの日本での登録。

日本は、実は特許出願件数が、世界で一番多いそうです。

(

日本企業の技術者は、発明のノルマがある。)

その中で、ドイツの会社は日本に特許戦略を計っている。 ドイツで出願して、一年後

に日本で出願するためには、翻訳して、日本語の文書で審査を受けて、権利化する。

日本の事務所に依頼がくるのは、文化の違いがあるため。

しかし、近年の傾向としては、従来のものすごく長かった日本の審査期間が、アメリカを

はじめとした外圧によって、ここ10年で短縮されつつある。 

また、日本では出願は日本語を使い、文書として出さなければいけなかったが、出すだけ

で十分なものは日本語がいらなくなる方向に進んでいる。 特に商標は、ある国で出願

されたら即登録、となりつつなる。 

特許庁も毎年増え続ける出願件数のため、処理能力は許容範囲を超えており、

日本独自のやり方から、国際標準へと移りつつあるのは、この業界も同じのようです。 

そんな中、高野氏の事務所の存在意義も今後変わっていかざるを得ないのではないかと

ちょっと心配でもありました。